いつものように古い別荘地跡から海岸へ出る。途中、森鴎外の別荘「鴎荘」跡を
見る(写真A)。今でも「森」さんの末裔の別荘だ。
前回、「梅屋別荘に蒋介石も滞在した」
と書いたが、なんと孫文の間違いだった。あまりにも大物だったので間違えたのだ。
海岸沿いのサイクリング道路を大原方面に海風を受けながら気持よく歩き、(写真B)
適当なところで日在集落の方へ曲がる。ちょっとした分譲地を抜け玉前神社へ
出る(写真C)。「玉前」の名前は、岬町には「玉崎」神社があり元は一緒みたい。
集落と国道との間の畑道をウグイスの声を聞きながらのんびり行くと、お庭に大層手の
かかったお宅にぶつかる(写真D)。
そこから農家の間を抜けながら「三門日活荘」の屋敷脇に出る(写真E)。
なぜ日活荘かは、長くなるので書かないが、とにかく映画の日活の健保組合が
この間まで所有していた。中には和洋折衷の築100年以上の趣のある屋敷が建って
いる。房総に鉄道を敷いた大野丈助の「大野別荘」として建てられたそうだ。
屋敷のすぐ裏には立派な墓があり(写真F)、歴史を感じさせる。
明治、大正、昭和のはじめまで多くの文化人、政治家、経済人が関わってきた
当時の別荘地の間を歩き、当時と変わらない畑や、槇塀に添って歩き、ウグイスの
声を聞く、とっても風情あるコースである。
■コースの風景(2005年3月)